もちもち泡

遺伝による影響がつよいもの

遺伝によって発現する肌トラブル。個人差があるため、まったくかからない場合もあり。

  • 脂性肌、オイリー肌

脂性肌は、皮脂が過剰分泌されることで顔に皮脂テカりが目立ったり、お風呂に入ってもすぐに体のベタつきが起こるなどの症状があります。皮脂が過剰分泌される原因には、動物性脂肪の多い食事を摂っている、思春期や生理期におけるホルモンバランスの乱れなどがあります。また、遺伝によって脂性肌に悩まされている方も多いです。特に脂性肌持ちの方は、思春期など成長ホルモンが活性化する時期にその症状が酷くなる傾向にあります。

  • 赤ら顔

赤ら顔は、顔のおでこや頬などが赤く染まって見えてしまう症状です。赤ら顔の原因には、もともと皮膚が薄かったり、真皮層にある毛細血管が拡張して浮き出ることによって引き起こされる毛細血管拡張症と呼ばれる状態や、過剰な皮脂分泌が肌に炎症を引き起こす脂漏性皮膚炎と呼ばれる状態など、その原因はいくつか分類されます。毛細血管は、外気の寒暖差に応じて拡張・収縮を繰り返すことで、皮膚の温度が一定になるように体温調整を行っていますが、寒い場所から急激に暖かい場所で移動した場合などには、血管の拡張が戻らずに赤ら顔になることがあります。遺伝体質的に皮膚が薄かったり、毛細血管が多いなど、先天的な影響による場合もあります。治療に関しては、毛細血管にレーザーを照射する治療法などがあります。

  • サメ肌

毛穴が隆起して赤いブツブツができたり、肌の乾燥や角化によって皮膚がザラザラとした質感を帯びる症状。毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とも呼ばれており、二の腕や足の脛(すね)などにできたりします。私も冬場、足の脛(すね)にかぶれのような赤みを帯びたブツブツができる症状に数年悩まされたことがあります。サメ肌なのか、冬場の湿疹・皮膚炎だったのか定かではありませんが、出来るだけ患部を?かないようにし清潔に保つことで、春先には消えるといった状況を数年間繰り返していました。その頃は20代前半でしたが、加齢によって症状が出なくなりました。乾燥を原因とする場合や、毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こす場合など、原因が様々あるようです。心配であれば、皮膚科専門医に相談してみるのが一番良いかと思います。

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