石鹸の弱酸性と弱アルカリ性の違い

石鹸には弱酸性と弱アルカリ性のものがありますが、一般的なイメージとして弱酸性は人肌を同じ状態なので肌に優しいというイメージがあるようです。だからといって弱アルカリ性は本当に肌に優しくないのでしょうか。今回は、弱酸性と弱アルカリ性の違いについてご紹介します。

 

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■人肌の弱酸性と石鹸の弱アルカリ性の関係

弱アルカリ性のほうが洗浄力があるといわれていて、弱酸性は角質を落としたり柔らかくするほどの洗浄力はないが、肌のバランスを崩さず洗浄できると言われています。

 

これだけ効くと弱酸性のほうがお肌に良さそうですよね。
ですが、弱とはいえ酸性とアルカリ性の関係である人肌と石鹸は、中和されることでお肌のコンディションを整えるという面をもっています。人肌が弱酸性だからこそ弱アルカリ性が良いという場合もあるのです

 

■弱酸性石鹸について

肌のバランスを崩さないで刺激を抑えた洗顔ができるのが弱酸性石鹸の良いところです。

 

肌の敏感な方などは弱酸性のほうが低刺激でおすすめです。
ただし、洗浄力ではやはり弱アルカリ性には劣るので、適度な皮脂・ホコリ・チリといった汚れを落とすものと考えて使用すると良いでしょう

 

■弱アルカリ性石鹸について

弱アルカリ性は洗浄力があり、一時的に中和され、皮脂膜がはられます。そのため、肌本来のバリア機能を促進することができます。その後時間が立つと再び弱酸性の状態に戻っていきます。
洗浄力を重視する方や根本的な肌本来の機能を高めたい人は弱アルカリ性を選ぶと良いのではないでしょうか